電気代が高いのはなぜ?値上がりの理由と今すぐできる対策

電気代の請求書を見て、「えっ、こんなに?」と二度見したこと、ありませんか。

じつは今年、そう感じている方がとても増えています。

使い方は何も変えていないのに、なぜか高い。

その理由はシンプルで、2026年はそもそも電気の”値段”そのものが上がっているんですね。

つまり、あなたの使いすぎが原因、というわけではないんです。

とはいえ、ただ待っていても下がってはくれません。

そこで今日は、値上がりのワケと、効く順にならべた対策をまとめてみました。

そもそも、なんで上がってるの? 理由は3つ

① 国の値引きが、4月で終わっちゃった

じつは少し前まで、国が電気代をこっそり安くしてくれていました。

その値引きが、4月でいったん終了。

つまり5月からは、その分まるっと上乗せされた金額が届いているわけです。

ふつうのご家庭で、月1,000円くらい。地味に痛いですよね。

ただ、ここはいい話も。夏(7〜9月分)には、また値引きが戻ってきます。

しかも申し込みナシで、勝手に引かれます。ありがたい。

② 「再エネ賦課金」が、過去最高に

電気代には、「再エネ賦課金」というものが、しれっと含まれています。

ざっくり言うと、太陽光発電とかを増やすためのお金を、みんなで少しずつ負担する仕組み。

これがやっかいで、どの電力会社を選んでも、もれなくついてきます。

その金額が、2026年はなんと過去最高。

電気をよく使う家だと、これだけで月1,000円を超えることもあります。

③ 燃料の値上がりが、じわっと効いてくる

電気って、ガスや石炭を燃やして作られているんですよね。

だから燃料が高くなると、ちょっと遅れて電気代にも響いてきます。

2026年は、世界のいろんな事情で燃料が高め。

その影響が、6月ごろからじわじわ出はじめています。

ところで、うちって高いほうなの?

こうなると気になるのが、「で、うちは高いの?ふつうなの?」ですよね。

ざっくりの平均が、こちらです。

世帯人数 電気代の平均(1か月)
1人ぐらし 約7,300円
2人ぐらし 約12,100円
3人ぐらし 約13,900円

ただ、電気代は季節でけっこう動きます。

エアコンをフル稼働させる夏と冬は、平均より高くて当たり前。

1か月だけ高くても、たまたま、ってこともよくあります。

「1年通して、ずっと平均より上か」くらいの目で見れば十分です。

「値段」のせい?「使いすぎ」? かんたんな見分け方

対策の前に、ひとつだけチェック。

請求書か、電力会社のマイページを開いてみてください。

そこで「使った量(kWh)」を、先月や去年の同じ月とくらべます。

たぶん、どちらかに当てはまります。

  • 量はほぼ同じなのに、金額だけ上がってる
    これは「値段」が上がったタイプ。節電でがんばるより、プランの見直しが効きます。
  • 使った量そのものが増えてる
    エアコン、おうち時間、古い家電あたりが怪しいです。とくに10年選手の冷蔵庫やエアコンは、けっこうな電気食いだったりします。

2026年は、前者の「値段」パターンが圧倒的に多い。

「使い方、何も変えてないのに…」とモヤッとするのは、じつはそのせいなんですね。

いちばん効くのは、やっぱり「プランの見直し」

電力会社・プランを乗り換える

値段が上がってる今、いちばん効くのが、これ。

契約してる会社やプランを、もっと安いものに変えるだけです。

実際、乗り換えただけで1年5,000円〜1万円くらい浮いた、なんて例もあります。

しかも一度変えれば、あとは毎月ほったらかしで効き続けます。

節電みたいに、毎日せっせとがんばらなくていい。ここが大きいんですよね。

やり方も、拍子抜けするくらいかんたんです。

検針票の数字を、比較サイトにポチポチ入れるだけで試算できます。

工事も、今の会社への解約連絡も、基本いりません。

注意点をひとつだけ。「市場連動型」というプランは、燃料が高い時期に逆に割高になることがあります。

仕組みだけ、契約まえにチラッと確認しておくと安心です。

くわしい比べ方は、電気代節約の記事一覧にまとめています。

節電は「効くとこ」だけでいい

節電は、正直おまけくらいの気持ちでOKです。

効果の大きいものだけ、つまみ食いしていきましょう。

  • エアコンは、こまめにオンオフするよりフィルター掃除+自動運転
  • 冷蔵庫は、設定を「強」から「中」に
  • 長い時間つける照明だけでも、LEDに
  • 古い家電の買い替えは、自治体の補助が使えればさらにお得

細かい待機電力まで気にしだすと、手間のわりにリターンは小さめ。

そこは、ゆるくいきましょう。

夏が来る前に、これだけはやっておこう

2026年の電気代は、いろんな値上がりが重なって、なかなかしんどい状況です。

夏は国の値引きが戻ってきますが、上がる流れ自体は、もうしばらく続きそう。

でも、やることはたった2つだけ。

1. 使った量を見て、原因を見分ける

2. プランを見直して、毎月の”値段”を下げておく

これさえやっておけば、夏の請求書が来ても、どんと構えていられます。

電気以外の固定費も気になってきた…という方は、物価高で見直したい暮らしの固定費と備え5選ものぞいてみてください。

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